ひじきの巣

主に進捗の管理に使っています。

ちびっこと漢字

知人がご夫婦そろって家を留守にする必要ができたが、保育園が休園だったので代わりに面倒を見てくれないかということで、私が1日4歳児の面倒をみることになった。最後にあったのは1年半ほど前で、その時は「うああああ、顔がこわいいいい」と泣かれてしまい、終始お面をかぶって生活したのだが、あれからだいぶたって成長したのか、泣かれることもなく穏やかに過ごすことができた。

今度の9月には5歳になるらしく、保育園ではひらがなの読み書きを教えているらしいが、本人は漢字に興味があるらしく、スケッチブックに大きく漢字を書いていた。ふと自分の幼少期を思い返してみると、私も4歳くらいのころに父にねだって漢字練習ノートを買ってもらったが、結局3日坊主にしてしまい父から嫌味を言われたのを思い出した。そう考えると、この子もいつまで続くかはわからないが、結構いろいろな漢字を覚えているようだし、頭の下がる思いだった。少なくとも、私が4歳のころよりは優秀だろう笑。しばらくは漢字を書いている様子を眺めていたのだが、一心不乱に書いていたので私も本でも読むかな、とソファに腰かけてページをめくりながらうつらうつらとしていると、くだんの4歳児がこちらをしげしげと眺めて、表紙に書いてあるのは何の文字だと聞くので、これはキリル文字というのだというように説明したところ、やはりこどもは呑み込みが早く、たちまちキリル文字を覚えてしまった。才能豊かな子のようで、将来が楽しみだ。